1)表面に埃が軽く付着します。
2)金箔の上に煙や埃が付着し、艶が鈍くなってきます。
黒い部分(漆塗り)も同様です。
3)漆を塗った場所の艶がなくなっているところも見受けられるようになります。
(大戸、正面上の部分など。)
金箔の部分はいわゆる山吹色になります。
4)表面がザラザラになることがあります。金の部分は、山吹色からこげ茶色になることがあります。 彫刻のある欄間部分は特にそうなりがちです。膠(にかわ)が弱り、彫刻や部品がとれることが
あります。また、表面的にはわかりませんが、漆、金箔の下地などにも痛みがみえます。
(なお、これは一例で、個々のお家での使用方法、お線香の焚き具合で、状態は変わります。)
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